災害/故障時対応
業界トップクラスの迅速対応を
可能にする2つの独自システム
災害時は、第一に「すぐ駆けつけ、すぐ対応する」ことが重要です。
当社は独自に開発した2つのシステムを活用することで、
リアルタイムでの物件情報の共有と、監視センターとサービスマンのスムーズな連携体制を構築し、
迅速な復旧対応が可能になります。
2011年に発生した東日本大震災では、
電話回線が通じにくい状況のなか、インターネット回線は使用できた経緯がありました。
この時の経験を活かして開発したのが、
QRコードを活用した地震災害時WEB復旧要請システム「Qサポ」と
遠隔監視システム「イージスモード」です。
当社は、過去の緊急事態の教訓を活かして開発した2つのシステムを活用し、
災害対応と遠隔監視の体制を整えています。
これにより、突発的な災害時対応が発生した場合には、
業界トップクラスのスピーディーな対応を実現しています。
広域地震災害発生時の流れ
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故障発生
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サービスセンター(緊急監視センター)・技術員が確認する
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サービスセンターを介さず、確認した技術員が出動する
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到着、対応完了
地震災害時WEB復旧要請システム
「Qサポ」
QRコードを活用した地震災害時WEB復旧要請システム「Qサポ」は、当社が独自開発しました。東日本大震災の発生時、電話回線が通じにくい状況のなかインターネット回線を使用できた経験を活かした仕様となります。
当社がメンテナンスを担当するエレベーター内には、QRコードが記載されたステッカーを貼付しています。突発的な災害時には、ご利用者様がご自身でQRコードを読み取っていただき、直接、復旧要請の連絡が可能です。
また、「Qサポ」を利用して、Google マップ上でエレベーターの物件位置と、復旧対応に駆けつけるサービスマンの位置情報をリアルタイムで確認できるほか、おおよその到着時刻を把握できます。復旧対応時のサービスマンの位置情報の可視化により、万が一、エレベーターに閉じ込められてしまった場合でも、ご利用者様の「安心」につながります。
さらに、「LINEアプリによる顧客対応システム」を導入しているため、お客様自らがLINEアプリを活用して復旧要請をすることも可能です。突発的な緊急事態に備え、復旧要請の連絡方法を複数用意することは、お客様とご利用者様に一層の「安心・安全」のご提供と、スピーディーな復旧対応につながるでしょう。
復旧要請の手順
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① QRコードを読み込む
各エレベーターにステッカーが
貼られています。
※LINE連携をする事でLINEからでも
復旧申請が行えます。 -
② 画面に従い申請する
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状況を選択する
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電話番号を入力する
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申請完了
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最初の画面に戻る
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③「マップ表示」で確認
作業員の現在位置と到着までの
およその所要時間が表示されます。
イージスモード
「イージスモード」は、24時間体制でお客様のエレベーターを守る「遠隔監視」と「災害対応」を行う社内システムです。2011年に発生した東日本大震災発生時の、復旧要請の連絡に対応した経験を活かして開発しました。
当時は、復旧要請の連絡を電話で受け、故障したエレベーターの場所を口頭で確認したのち、地図に付箋を貼って物件の位置を確認。その情報を全体に共有して、担当を割り振るというアナログな方法を取っていました。これでは、被害にあったエレベーターのある物件の把握や、対応するサービスマンへの指示に時間がかかり、迅速な復旧対応の駆けつけが難しい点が課題でした。
この時の教訓を活かし、当社では震災の翌年には「イージスモード」を開発。2023年には「イージスモード」を使用開始してから10年目を迎えました。
「イージスモード」を活用することで、監視センターとサービスマンがリアルタイムで「災害一覧」や「災害マップ」を確認できます。
大地震の発生等の緊急事態において、複数の物件から同時に復旧要請の連絡がある場合でも、監視センターとサービスマンが「イージスモード」で物件情報を共有し、スムーズな連携と迅速な復旧対応を行います。
緊急対応が必要な物件の場所が一目で分かる「災害マップ」と、物件情報をリアルタイムで把握できる「災害一覧」により、監視センターとサービスマンのスムーズな連携と、迅速な復旧対応が可能です。
- 未対応
- 後日対応
- 対応中
- 復旧済み
災害対応の口コミ
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事例1
2021年5月1日発生 品川区 Nビル
→地震発生から36時間後、当社宛に入電。 当時の保守会社であるメーカーへ復旧要請をしていたが、 「順次対応します」としか言われず、 復旧の目途が立たなかったため、当社へお問い合わせいただきました。 そして当社の事務所から近い現場であったため、入電後10分で対応完了しました。 その後2021年7月1日から当社と保守のお取引を開始させていただきました。 -
事例2
2021年12月12日発生 江東区 Kビル
→地震発生から丸2日後、当社宛に管理会社から入電。 当時の保守会社である独立系業者へ復旧要請をしていたが、その時点で2日経っても、 対応見込みがなかっため、今すぐに対応できるか当社へ問い合わせがありました。 当社はその時点で全台数の復旧対応が終了していたため、 入電後1時間以内に対応完了いたしました。 既存のお客様ではありませんでしたが、復旧費は無償サービスとし、 その後2022年3月1日から当社と保守のお取引を開始させていただきました。
オプション:「バッテリー入り災害BOX」(現在準備中です)
ご希望される方にはオプションとして、当社独自の災害BOXをエレベーターに配備することが可能です。当社の災害BOXは、食料や簡易トイレなどの通常の災害BOXの内容に加え、携帯充電用バッテリー、バッテリーに接続するための各端末対応のコードが入っている点が特徴です。突然の緊急事態において、外と連絡できる状態であることは、ご利用者様の安心につながります。なお、エレベーターの内装になじむよう、災害BOXはデザインにもこだわっています。気になる方はお気軽にお問合せください。
「Qサポ」の導入方法について
当社のメンテナンスプランにお申込みいただき、「Qサポ」の導入に同意していただいたお客様には、QRコードが記載されたステッカーを契約開始月に、当社のサービスマンがお客様のエレベーターに貼付いたします。また、既存のお客様にも確認のうえ既に貼付させていただいてますが、万が一貼付されてない場合は下記よりお問い合わせください。